海街ダイアリー堤真一と綾瀬はるかは不倫関係?でも最低のクズと思われないのはなぜ?




海街ダイアリーは、堤真一と綾瀬はるかが不倫中なのか!

 

四姉妹の長女、香田幸(綾瀬はるか)は市民病院で看護師をしており、同じ病院で小児科医として働く椎名和也(堤真一)と交際しています。

しかし椎名には精神病を患う別居中の妻がおり、椎名が病を患う妻と別れられずにいたため、幸と椎名は不倫関係にあります。

不倫関係にある二人ですが、二人の交際からはドロドロとした雰囲気は一切感じません。

それはなぜでしょうか?

シーンごとに追究してみましょう!

 

椎名に色々と相談する幸。二人の間には信頼関係がある!

病院のエレベーター前で言葉を交わす二人。

すずが幸と共に暮らし始めたことを知る椎名。

 

  • 椎名「やることが大胆だよなあ。まあさっちゃんらしいけど」
  • 幸「やっぱりいってよかったお葬式。妹にも会えたし」
  • 椎名「たまには人のいうことを聞いてみるもんだろう」

 

そして二人は次のデートの約束をし、幸はエレベーターに乗ります。

家では家長として、母として、姉として頑張るしっかり者の幸ですが、椎名の前では女性の表情を見せます。

幸は椎名を信用しており、家庭内のことも椎名に相談しています。

二人は人として支え合っているのです。

 

椎名と幸の別れは切なくも温かい

椎名は小児科医として先端医療を学びたいとアメリカに行くことを決めます。

そして幸に、

「妻と別れて幸と共にアメリカに行きたい」

 

という胸の内を伝えますが、幸は共にアメリカに行くことを断ります。

別れ際、

「すずは色々と辛いことが有りすぎて、子供時代を奪われてしまった」

とすずを思いやる幸に

 

「子供時代を奪われたのは幸も一緒、ゆっくり子供時代を取り戻して欲しい。俺はそうしてあげられなかった。」

という愛情溢れる優しい言葉をかけ、手を振り去っていきます。

 

二人の別れは切ないのですが、椎名の幸への深い愛情が伝わる心温かいシーンでもあります。幸をよく理解している椎名だからこそ、このような言葉が出てくるのでしょう。

 

幸と椎名が浜辺で別れるシーン

椎名が幸を見つめる表情から愛情が溢れていますね!

 

椎名の幸への深い愛情が二人の不倫を理想の形にしている

幸と椎名の交際が不倫であるにも関わらず、ドロドロした雰囲気がないのはなぜか?

椎名が不倫をする最低な男という感じがないのはなぜか?

理由は以下です!

  • 椎名と幸が一緒にいる雰囲気が自然
  • 二人の交際から後ろめたさを感じない
  • 椎名は妻と別れ幸と一緒になろうとする意志があった
  • 二人は人として支えあっている
  • 椎名が幸に深い愛情を持っている

 

一番の理由はやはり、「椎名が幸に深い愛情を持っている」です。

二人が一緒にいるシーンは、「二人が一緒にいることはごく自然」といった雰囲気が流れており、椎名の妻の存在はあっても椎名の気持ちが幸にあることをしっかりと感じます。

そこにはドロドロとした雰囲気は一切無く、「椎名が不倫をする最低な男である」ということは微塵も感じさせません。

二人の別れは切なく温かい、それはそこに互いを思いやる愛情があるからこそ成立した大人の別れなのです。

共にアメリカに渡り生涯を遂げようとした椎名と幸の交際は、形は不倫でも、本物の愛情がそこにはある、まさに「理想の不倫」の形であると言えます。

映画「海街diary」は四姉妹と四姉妹を支える心優しい男性陣の存在も魅力のひとつです。

ぜひご覧になって、映画からあふれ出る温かい愛情を感じてください!

 

 

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