タオルが臭い! 洗ってもニオイがとれない!
その原因、実は、洗濯の仕方が悪いのでは?
タオルが悪臭を放つ原因は、洗濯方法、乾燥方法などに原因が考えられます。
決してお父さんのせいではありません!(笑)
この記事では
- タオルが臭う原因と、
- 悪臭を放つタオルをきれいに洗濯してニオイをすっかり落とす方法
- 悪臭を予防できる干し方
をご紹介します!
結論から言うと、「酸素系漂白剤を使った付け置き洗い!」
これがドンピシャ。
どんなにひどい臭いのタオルでも、1発です。
そして、タオルのニオイは、予防できます。
悪臭を防ぐ、ふだんの干し方もご紹介しますね。
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洗濯してもバスタオルが臭い原因は細菌の〇〇〇
タオルが臭う原因はなんでしょう?
それは、洗濯しても落ちきらなかった汚れや細菌が原因です。
汗や汚れ、洗濯槽にたまったカビなどが原因で、タオルに細菌が付着します。
細菌はタオルに残っている汚れを食べてどんどん増えていきます。
菌が増えて汚れを食べていくと、その菌が繁殖し、フンをします。
その残った細菌が汚れを食べて、排出した排泄物によってタオルが臭うのです。
要するに臭いタオルというのは・・・
覚悟してください。
「うんこまみれ」になっているわけです……。
衝撃的ですね。気を確かにもってください。
そういえば、少し話は脱線しますが、
世の中には「悪臭防止法」というおもしろい条例があります。
そこでは、臭気の強さ、どれだけクサイのかを5段階に分けています。
ニオイのきついタオルというのは、臭気強度3.0以上。
3.0は腐り始めた生ゴミの匂いに相当します……。
「じゃあ4.0は・・・??」
ふっふっふ。
- かいだ瞬間タオルを投げつけてしまうような、
- せきこんでしまうようなニオイであれば4.0。
臭気強度4.0は、糞尿の匂いに相当します……。
汚い話になってしまってすいません。
くさいタオルを使用し続けていることが、どれだけヤバイか。
それをお伝えするために、ちょっとストレートに表現してしまいました。
ご理解くださいませ。(5.0は、とても言えません・・・。)
悪臭タオルからニオイをすっかり取り除く必殺の方法
こんな悪臭を放つタオル。
捨ててしまえ! と思う方もいますよね。
捨ててしまってもいいのです。本当に。
でも、思い入れのあるタオルもありますよね。
(関連記事)使い古したぺちゃんこタオルも、新品同様ふかふかに戻す方法
そんなタオルさんには、
ある方法で洗濯をすれば、ニオイや雑菌を除去することができます。
すぐにご紹介しますね。
使用アイテムはお湯+洗剤+酸素系漂白剤
臭いタオルの匂いを取るには、
- お湯と洗剤
- 酸素系の漂白剤を使います。
まず風呂おけや洗面器などに40度程度の温かいお湯を用意します。
そのお湯の中に、洗濯1回分の洗剤と酸素系漂白剤を入れる。
その中に、ニオイを取りたいタオルを入れます。
(※肌の弱い方は手袋をしてください。)
洗剤と漂白剤の入ったお湯の中にタオルを入れたら、そのまま2時間付け置きします。
2時間後。そのタオルを、洗濯機に入れて洗濯を開始します。
水ごと一緒に、洗濯機に入れてOK。
あとは普通に洗濯して、乾燥させましょう。
要は、つけおき洗いです。
この「つけおき洗い」の過程を経ることで、匂いがすっかり取れています。
ニオイが取れる仕組み。
- 洗剤が汚れや菌の排せつ物を洗い流します。
- そして、酸素系の漂白剤が繁殖した雑菌を退治します。
こうして匂いやその原因となる菌を全て退治することができます。
ほかの洗濯物と一緒に洗っても大丈夫
ちなみに、ニオイを取りたいタオルを洗濯機に入れるとき、
ほかの洗濯物をいっしょに入れてしまって大丈夫です。
すでに漬け置きしてた洗剤と漂白剤が、細菌を軒並みやっつけています。
なので、匂いや汚れがうつったりするということはありません。
臭いタオルだけで洗濯機をまわす。
なんとなくもったいなくて抵抗がありますよね。
その点はご安心ください。匂いがうつることはありません。
なぜあなたのタオルは臭うのか? 3つの原因と対策
ここからは、タオルが臭くなる原因は3つあります。
(もう1つありますがケースバイケース)
原因を知ることで、ニオイを予防できるようになりますよ。
まずは原因を箇条書きにします。
4つ上げましたが、4は、ケースバイケースです。
- 使ったタオルを洗濯機に入れっぱなし
- バスタオルを一番上にして洗濯機を回す
- カーテンレールに部屋干しする
- 洗ったタオルを浴室に干す(環境によってはOK)
原因1.使ったタオルを洗濯機に入れっぱなし
洗濯機の中はとっても湿度が高く、90パーセント以上と言われています。
高い湿度は、雑菌にとっては天国のような環境です。
夜の入浴後、身体を拭いたバスタオルを、洗濯機に入れていませんか?
そうすると、湿ったタオルは明け方には雑菌が大発生してしまいます。
また、洗濯機で衣類を洗った後、そのまま脱水をして放置していませんか?
洗濯槽の中に放置しておくのも雑菌が繁殖してしまうので良くありません。
洗濯したらすぐに干す。洗濯槽の中に衣類を溜めておかない。これがポイントです。
洗濯槽にも衣類にも、カビが発生する原因になります。
洗濯槽への衣類の放置は絶対にやめましょう。
原因2.バスタオルを一番上にして洗濯機を回す
洗濯機の一番上は、底に比べて「汚れ落ち」が最大10パーセント低下します。
汚れが気になるタオルや洗濯物は、洗濯機の底に入れるようにしましょう。
斜め型になっているドラム式洗濯機であっても同様です。
汚れのひどいものやニオイが気になるタオルは
洗濯槽の底に入れるようにしましょう。
また、基本的に洗濯物の中で一番汚れているのはタオルだそうです。
ふだんの洗濯の際には、タオルを一番底に入れましょう。
一緒に洗う衣類に、特別な汚れが付いていれば、それを底にすればOKです。
原因3.カーテンレールに部屋干しする
洗濯物の乾燥は、
- 外で天日干し
- 風当たりのよい陰干し
がいいですよね。
しかし、部屋干しせざるを得ないときもあります。
「1つだけやってはいけない干し方」があります。
それがカーテンレールに干すということ。
レールにハンガーを引っ掛けやすいのでよく利用してしまいがちです。
しかしこれはダメ!
理由は、第1に、カーテン自体がかなり汚れているから。
「じゃあカーテンに触れなければいいじゃない?」
なるほど。しかしもう1つ理由があります!
第2に、部屋の壁沿いは、風通しが悪く、洗濯物が乾きにくいから。
「じゃあ窓開ければいいんじゃない?」
そうかもしれません(笑)
でも冬場など、窓を開けられないときは、カーテンレールに干すのはやめましょう!!
ちなみに、空気の流れが最も良い場所は、部屋の中心です。
部屋干しの際は、できるだけ部屋の中央に近いところで干しましょう。
原因4.洗ったタオルを浴室に干す
最後に、ケースバイケースで、よくも悪くもなる原因です。
浴室で部屋干しすることは、絶対的に悪いというわけでありません。
ただ、一般的に、浴室で洗濯ものを干す場合、
カビの発生リスクはリビングの100倍とも言われています。
浴室の天井にカビがある場合は、絶対に干してはいけません。
天井についているカビが胞子をばらまき、洗濯物についてしまいます。
また、浴室に換気扇などがなく、空気の流れが悪い場合は、おすすめできません。
では、浴室で干してもOKな場合はどんなシチュエーションでしょう?
- まず、浴室にカビがなく除菌された状態
- そして、浴室乾燥機が付いている浴室
これなら、浴室でタオルを干してもOK。
こういうわけで、浴室内での部屋干しが一概にダメとは言えません。
そのような設備がご自宅の浴室にはないような場合は浴室での部屋干しは控えましょう。
どうしても浴室以外に干す場所がないというときは?
その際は、部屋干しをする前に天井をきれいに拭きましょう。
天井にうまく届かなければ、噴煙タイプの除菌剤を使用。
とにかくカビのないきれいな状態で洗濯物をしましょう。
浴室乾燥機がなくても換気扇は最低必要です。
最後にものすごく重要なことを言いますが、
タオルについてしまったカビは、もうとることができません。
ニオイと違って、どんなに洗っても、カビは退治しきれないのです。
タオルにとってカビは天敵です。
カビがついてしまったタオルは、あきらめて処分してしまうのがいいでしょう。
まとめ 日常の心がけでタオルのニオイは予防できる
ここまで読んでいただきありがとうございました。
最後に、記述を整理しますね。
- まず、タオルのニオイの原因は、細菌の排泄物であること。
- タオルのニオイは、洗剤と酸素系漂白剤の付け置きによって除去可能。
- タオルが臭う原因は4つあること。
- カビだけは除去できないので、カビが発生したら捨てること。
おおむね、以上のような内容でした。
タオルに限らず、衣類一般に言えることですよ♪
ちょっとした心がけで、タオルのニオイは抑えることができます。
この記事の情報が、あなたの生活を少しでも快適にできれば幸いです。
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