あなたは「繰り返し洗濯したタオルがペチャンコで固くなった」と悩んでいませんか?
- 繰り返し洗濯してバスタオルがごわごわ
- 皮膚が弱いから、硬いタオルで身体を拭くと肌がカサつく
- バスタオルをふかふかに、柔らかくする方法が知りたい
乾燥肌や敏感肌の方は、タオルの柔かさがものすごく大事ですよね。
ふかふかで分厚いバスタオルは、結構なお値段がします。
1000円以上、2000円くらいするものもありますね。
ごわごわで固くなったタオル。
どうにか戻したい……。
でも大丈夫です。
まるで新品のふわふわタオルに戻せる方法を、ご紹介します。
もう、肌を痛めることもありませんよ。
ふかふかタオルはパイルがしっかり立っている
タオルがふかふか、ボリューム感が出る理由は、タオル表面にあるパイルです。
タオルはよく見ると、表面が小さい輪っかでできていますよね。これがパイルです。
パイルとは、糸をループさせることによってできる輪っかのこと。
このパイルによって、ふかふかのボリューム感と、厚みが出るのです。
このパイルの輪っか、ふかふか機能だけではありません。
驚くべき吸水効果を持っています。
ループ状にすることで、「糸が水を通す管」の働きをする仕組みなのです。
これを「毛細管現象」と言うそうです。
タオルが固くなる原因は?
新品のタオルはパイルがしっかり立っています。
ふわふわでボリュームがあり、吸水もよい。
しかしタオルを洗濯して使い込む。
そのうち、
- パイル同士が絡まり合い
- 立っていたパイルが寝てしまう
そうすると、パイルが輪っかの形じゃなくなってしまいます。
- 輪っかの形をしていないので、毛細管現象が起こらず、吸水性が落ちる。
- パイルが寝てしまうので、平べったくなる。
そのため、手触りも、ゴワゴワで硬いタオルになってしまいます。
へたれたパイルを元に戻す方法とは?
ちなみに、私は「どんな新品のタオルでも、あっという間にゴワゴワに」できます。
方法をご存知ですか?
全く役に立たない知識ですけど、あなただけ、特別にお教えしましょう。
- シワがついたまま
- 直射日光の当たるところで
干す。これです。
要するに、この逆をやればいいんです!(笑)
使い古したタオルは、パイルが絡まって寝ています。
このパイルを解きほぐし、元通り輪っかの形に戻してあげる。
そうすれば、元のふかふかタオルに戻ります。
その方法は? 超簡単ですよ。
タオルの洗濯の前にパタパタと上下に振り払ってあげるだけ。
干す前に、パタパタと叩くことを10回から20回行う。
これだけで、絡み合ったパイルもほぐれます。
要するにシワ伸ばしです。
はたくことで、パイルとタオルの間に空気が入ります。
空気がパイルを1つ1つほぐしてくれます。
これだけで、ふかふかな柔らかいボリュームのあるタオルにも戻るのです。
ちなみに、大きいバスタオルを振り払う場合は、半分に折ってOK。
折り目に指を挟んで、タオルとタオルのあいだに隙間を作るようにしてください。
あんまり思いっきり「バチン! バチン!」と強くはたく必要はありません。
風を通すようにふわふわと払ってあげれば十分です。
こう干せばタオルが傷まない!
最後に、タオルの干し方についてです。
直射日光に当てれば、ごわごわ。その逆です。
「タオルはニオイが付きやすいから、日光消毒したいけど……」
確かに、天気がいい日に、お日様にタオルを当てて干したくなりますよね。
しかし、タオルに直射日光を当てるとマズいんですよ。
乾かしすぎ=過乾燥状態になってしまうのです。
過乾燥は、タオルを傷める原因になります。
もちろん部屋干しも、生乾きの可能性が残るのでオススメできません。
ではどう干すか?
タオルを干すときは、理想は日陰干しです。
風通しの良い日陰で干すのが、一番のお勧めです。
「天日干しをしないと生乾きが気になる・・・」
大丈夫。風通しの良い日陰に干せば、生乾きの心配はありません。
まとめ
繰り返し洗濯したタオルがペチャンコで固くなったと悩むあなたに
まるで新品のふわふわタオルに戻せる方法をご紹介しました。
もう一度まとめると次の通りです。
- タオルが固くなる原因はパイルが寝ていること
- ヘタレたパイルを元に戻すには、干す前にパタパタとはたく
- 天日干しはタオルにダメージ
- 風通しの良い日陰で干す
以上のような内容でした。
タオルはパタパタ振り払ってから陰干し。
ぜひ明日のお洗濯からはじめてみてくださいね。