【飲んでもすぐ口が渇く】ドライマウス症状6つの原因9つの対策

のどが渇いた水分補給炭酸水




あなたは「口の渇き」に悩んでいませんか?

 
  • 唾液が出なくて口が渇く……
  • やたらとのどが渇く……

気になるけど、学校や会社を休むほどでもないですよね。

病院に行くほどでもない、というのが実情です。

でもやっぱり不安ですよね。

 

口の渇きや舌の痛みは、単なる一時的な状態ではなく、ちゃんと名前がついています。

「口腔乾燥」「ドライマウス」という、れっきとした症状です。

 

放っておくと、口腔カンジダといった感染症になりやすくなります。

また、粘膜が弱るので、普通にウイルスに対する抵抗力も低下します。

ドライマウスを軽く見てはいけません。

 

この記事では「口の渇き・ねばつき」について、考えられる原因と対策をご紹介します。

原因を知り、対策を施すことで、症状も良くなる可能性があります。

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口の渇く原因は?

口の渇きの根本的な原因は、唾液の分泌不足。

これは感覚的に分かりますよね。

 

では、なぜ唾液が出ないのか? 量が減るのか?

これが問題です。

 

原因は様々ありますが、よくある原因は以下の通り。

  1. 唾液腺障害
  2. 糖尿病などの疾患
  3. 肥満や鼻づまりに由来する口呼吸
  4. 加齢などによる唾液減少
  5. 過度な緊張・ストレス
  6. 内服薬の副作用

このうち根本的な解決が難しいのは1・2・6。

1に関しては、障害なので、すぐに病院へ行くべきです。

2に関しては、持病なので、なかなか解決は難しいです。

また、6の内服薬とも関わる問題ですから、医師に相談しましょう。

一般に、唾液分泌を減少させ、口の渇きを引き起こす可能性のある内服薬は次の通り。

  • 降圧剤
  • 利尿剤
  • 向精神薬
  • 抗うつ薬
  • 抗ヒスタミン薬
  • パーキンソン病の薬
  • 抗コリン鎮痙剤
  • 吐き気止め

抗ヒスタミン薬は「花粉症の薬」に使われます。

花粉症用の薬などは、健康な人でもシーズンになれば服用しますよね。

また、花粉症の時は、鼻づまりも起こして、4の口呼吸を引き起こしがち。

花粉症由来の口内乾燥に対しては、ある程度対策出来ます。

(後半で記述します。)

 

一方、3・4・5に関しては、ある程度自分で対策ができます。

  • 肥満や鼻づまりに由来する口呼吸
  • 加齢などによる唾液減少
  • 過度な緊張・ストレス

 

ドライマウスの対策と治療法

ドライマウスは、対症療法が中心です。

短期間での根本的な治療は難しいです。

しかし、ちょっとした工夫で、かなり症状を改善できる場合もあります。

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口内を潤わせる工夫

本当に基本ですが、バカにできません。

うがいや水分補給ですね。

また、「水を飲む」というのは、緊張やストレスに対するリラックス効果があります。

リラックス効果と言えば、深呼吸などもそうですね。

鼻で深呼吸するなども、「気持を落ち着かせる」には効果があります。

 

人間は1日に、2リットル以上の水分を排出します。

排出した分は、飲みましょう。

特に「口の渇き」に悩んでいるときは、「1日に2リットル」水を飲むことをおすすめします。

一気にたくさんではなく、コップ1杯程度の量(200ml)を、10回程度に分けて飲んでみてください。

 

「では何を飲めばいいか?」

ということですが、これは水でよければ、水が一番良いです。

お茶やコーヒー・スポーツドリンクでは、かえってのどが渇くという方もいます。

あなたの体質や、その時々の体調に合わせて試してみてください。

 

また、「塩分・糖分」は口の渇きを誘発します。

味の濃い食べ物は控えてください。

また、糖質(主食類・お菓子類)も控えましょう。

「塩分や糖質を一切摂取するな」という意味ではなく、いつもの食生活から、少し減らしてみてください。

それに、ごはんを少なくすれば、多少薄味でも大丈夫になります。

 

 

唾液分泌を増やす工夫

「よく噛んで食べる」

これもよくある方法ですね。

咀嚼はドライマウスに限らず、色々な面でよい効果があります。

  • 満腹感・過食の防止
  • 口周りのたるみの防止
  • 消化吸収の手助け
  • 脳の活性化

などなど・・・。

 

では「具体的にどれくらい噛むのか?」ですが、

「1口ずつ30回噛む」というのを試してみてください。

意外に難しいです。

30回以上噛む場合は「ひと口が多すぎる」状態です。

「よく噛む・ゆっくり食べる」を意識してみてください。

 

酸っぱい食べ物を食べる・イメージする

酸っぱい食べ物にも、唾液促進効果があります。

イメージするだけでも、ちょっとよだれが出ますよね(笑)

もちろんガムも効果的です。

 

唾液腺マッサージ

顔のまわりにある「唾液腺」を指で圧迫することで、唾液を促進する狙いです。

高齢者の口腔体操でも時々見かけますよ。

「耳下腺・顎下腺・舌下腺」の3つをマッサージします。

詳しくはこちらのサイトに、画像付きで紹介されています。

だ液腺マッサージ | はじめよう!やってみよう! 口腔ケア

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鼻や口などの粘膜の保護

粘膜保護によって、乾燥を防ぐ方法です。

  • 部屋の加湿
  • マスクの使用

などは、もちろん実行しましょう。

「仕事場が乾燥して仕方がないのにマスクもできない」という方は大変です。

 

デスクワークなら

「USB加湿器を置く」だけでも大分違います。

「加湿器は煙が出るから、周りの目が……」という方もいますね。

 

それなら圧倒的に対策しましょう。

「コップ1杯の水を置く」だけでも違いますが、こんな方法を。

  1. 小さな正方形のハンドタオルを濡らしてデスクに敷く
  2. マグカップに熱い飲み物を用意
  3. 濡れタオルをコースターがわりにしてカップを置く
  4. しょっちゅうトイレへ行って、うがいしつつタオルを濡らす

こんな感じで、少しでも自分の周りの湿度を高めてみましょう。

 

接客業や身体を動かす仕事であれば、「こまめに水分を摂る」くらいしかできないでしょうか……。

何かいい工夫をされている方がいれば、コメント欄などで教えて頂ければ幸いです。

 

鼻づまりの対処

鼻づまりから来る口呼吸も、自分である程度対策ができます。

鼻うがいや「ハナノア」も効果的ですよ。

 

また、寝ているときの口呼吸に関しては、

「ブリーズライト」や「ネルネル」といったアイテムも試してみてはいかがでしょうか?

 

肥満からくる「いびき」であれば、ダイエットするのが一番効果的ですね(笑)

当サイトでは、「糖質制限ダイエット」という、あまり無理なく長期的に続けられるダイエットを紹介しています。

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まとめ

口の渇きやネバつきについての原因や対策をご紹介しました。

原因のまとめはこちら。

  1. 唾液腺障害
  2. 糖尿病などの疾患
  3. 肥満や鼻づまりに由来する口呼吸
  4. 加齢などによる唾液減少
  5. 過度な緊張・ストレス
  6. 内服薬の副作用

 

このうち、日常の生活習慣でできる対策のまとめは以下の通りでした。

  • 1日2リットルの水分補給
  • 過剰な塩分・糖分を控える
  • 1口30回を意識してよく噛む
  • 酸っぱいものを食べたり想像する
  • 唾液腺マッサージを試す
  • 部屋や職場の加湿
  • 濡れタオルコースター+ホットドリンク
  • 鼻うがい・ハナノア
  • 鼻呼吸を促す睡眠グッズ

このような対策を紹介しました。

 

口内乾燥・ドライマウスを軽視してはいけません。

症状が一時的なもので治まらず、数か月も続くようであれば、

一度耳鼻咽喉科などを受診されてみるのがいいかもしれませんね。

 

何か、すぐに試せそうなものが1つでもあれば幸いです。

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