味覚変容ダイエットは効果あり?痩せる理由は糖質制限とほぼ同じだった


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あなたは「味覚が鈍った」「何を食べても味がしない」と悩んでいませんか?

5月7日付のヤフーのニュースに
「失敗しないダイエット」と言うニュースが流れてきました。

失敗しないダイエット!「お茶とダシ」で食べながら痩せる
女子SPA! 5/7(日) 9:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170507-00697099-jspa-life

記事では食べながら痩せると言うことを歌っています。
食事制限をして痩せてしまう、痩せた後に同じ食生活を続けられる人はいません。
それがリバウンドの原因だとして、
失敗しない減量方法をレクチャーするという記事でした。

以下に内容をまとめながら、補足や修正をしてみたいと思います。

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記事のポイント

冒頭の記事の要旨は次の通りでした。

つまり失敗しないダイエットの方法はこれだということですね。

  • 炭水化物・たんぱく質・脂質、どれか欠けるとリバウンドする
  • 三大栄養素である「炭水化物・たんぱく質・脂質」を完全除去すると太りやすい体質になってしまい健康にも被害が及びます。

※断言しますが、「完全除去」なんかしたら、健康被害どころか生存できません。「不足すると」くらいの表現が正確です。

要するに3大栄養素をバランスよく取りましょうという話です。

次にそれぞれ

  • 炭水化物が不足するとどうなるか?
  • タンパク質が不足するとどうなるか?
  • 油を抜くとどうなるか?

最後に「味覚トレーニング」と言うあまり聞かれない概念について説明しています。
この味覚トレーニングというのが、この記事の肝(新情報)なのかなと思います。


糖質を控えるのに、白米は4杯食べる?

「三大栄養素といわれる炭水化物・たんぱく質・脂質のどれかが不足すると、一時的に体重が減っても、リバウンドを引き起こします。そのうえ、健康被害に陥ることもあります」

たんぱく質と資質については必須栄養素があります。
しかし炭水化物については必須栄養素ではありません。

なので炭水化物が不足しても、人間の身体にとって特に困る事はありません。
しかも炭水化物摂取量を0グラムにするなど不可能です。

「炭水化物を抜くよりも、糖質を控えましょう。炭水化物の一日の摂取目安量は、お茶碗2~4杯ほど。白米はとても体によいので抜かないように。

炭水化物を抜くよりも糖質を控えましょう。
というアドバイスはやや疑問です。
炭水化物と糖質の区別がきちんとできる人にとっては
「よくわからない言葉だなあ」という印象です。

炭水化物とはざっくり言うと「糖質と食物繊維」のことですね。
つまり糖質とは炭水化物の一部。

白米の糖質量は、お茶碗1杯で55g。
「白米を抜かない」ようにしたら、糖質を控えることはできません。
4杯食べたら、糖質は220g。食べ過ぎです。
お茶碗4杯も食べていては、絶対に体重は落ちません。

健康に体重を落としていきたいのなら、 1日の糖質摂取量は130 g以内に抑えるべきです。
そのため1食あたりに食べていい糖質量は40 gほど。
つまりお茶碗の量でいえば、半分以下にしないと糖質摂取量がオーバーしてしまいます。

炭水化物のもう一方である「食物繊維」
これはいたずらに抜くべきではありません。
野菜などに多く含まれていますので、積極的に摂取すればするほどよいですね。


たんぱく質・脂質はカルビもロースも全然OK

「たんぱく質を抜く代わりに、脂質の少ない赤みのお肉やお魚を食べましょう。
「脂質を抜くのではなく、良質の油を摂るようにしましょう。ショートニング、マーガリン、ファットスプリングなどのトランス脂肪酸を避けて、オリーブオイルを選ぶとよいです。

これはおっしゃる通りですね。

タンパク質や脂質を抜いてはいけません。
だからといって、脂質の少ないお肉を食べなきゃいけない必要もありません。

例えばコンビニにも売られているサラダチキン。
鶏のササミや胸肉は、ダイエットを実践している方にとってはかけがえのないパートナーのようなものです。

鳥のささみにはほとんど脂質はありません。ほぼゼロです。

確かにカルビやロースのような油の多いお肉はカロリーが高いです。
とは言え、食べ過ぎなければ、全然食べても大丈夫です。

油に関しては、良質な油はオリーブオイルだけではありません。

  • 魚油
  • えごま油
  • あまに油
  • インカインチオイル(グリーンナッツオイル)

なども、ぜひぜひ、オリーブオイル以上に積極的にとってほしい油です。


味覚トレーニングしなくても糖質制限なら素材の味を楽しめる

「ジャンクフードが食べたい」「食べても食べてもお腹が一杯にならない」……そんなときはお茶やダシ汁を飲みましょう。日々の食事に味噌汁を取り入れるなど、お茶やダシ汁を毎日飲む習慣をつけると、過食が収まるそう。

お茶やだし汁で過食が治まるというのは、あまり聞いたことがありません。
どのような根拠で言われてるかも、この記事からはわかりません。
(もし実証論文などがあれば、ぜひ知りたいところですが)

お茶や味噌汁は、たいていあったかいですよね。
温かい飲み物を飲めば、腸内環境の改善に効果があります。
また、リラックス効果もありますから、ストレスも少々収まるかと思います。

味覚トレーニングなどというよくわからないものを試すよりも、
糖質を制限すること意識した方がダイエット効果も高いです。

糖質制限するというのは、要するに主食であるお米やパンを減らす・食べないということです。

お米を食べなければ、自然と薄味のメニューを食べたくなります。
お米がないのに佃煮なんか食べられませんよね。

おかずは薄味になれば、自然と味に敏感にもなれます。
私たちの味覚がおかしくなっているとすれば、
多くの場合は塩分の過剰か砂糖の過剰です。

糖質を制限すれば、後は塩分を控えるように気をつければOK。

   

30kg痩せたい

食べものの味がしないなら「亜鉛不足」を疑え! 亜鉛と味覚トレーニング

・食べ物の味がしない
・何を食べても苦い

といった味覚異常は、薬品が原因になるケースが多いです。

これはお年寄りの場合ですが

利尿薬
降圧剤
動脈硬化剤

などが障害を引き起こす可能性があります。

また、女性よりも男性に目立つケースが多いです。喫煙や飲酒の習慣によっても味覚障害は起こります。

味覚のにぶった人に亜鉛を投薬すると症状が改善されます。
このことから、味覚の維持に亜鉛が関わってることがわかっています。
亜鉛は味を見分ける味蕾や唾液にも含まれています。

亜鉛は食べ物しか取れません。
亜鉛を自分の体内で合成することができないのです。

そして日本人の食生活では、亜鉛は欠乏状態ギリギリのところにいます。

亜鉛をたくさん含んでいる食品は下記の通りです。

  1. 牡蠣
  2. 小魚
  3. 数の子
  4. 卵黄
  5. 牛レバー
  6. ウインナ
  7. ソーセージ
  8. チーズ
  9. ゴマ
  10. アーモンド
  11. おふ
  12. 納豆
  13. あずき
  14. 海藻類
  15. しいたけ
  16. パセリ
  17. 抹茶
  18. 緑茶
  19. ココア

特に牡蠣。
100グラムの中に70ミリグラムの亜鉛を含み、含有量が一番多い食べ物です。

また、加工食品ばかり食べている人は亜鉛不足になりがちです。
加工食品中のポリリン酸やフィチン酸が亜鉛の働きを抑えてしまうからです。

味気ない食事は人生の楽しみを奪います。
健康な体を維持するためにも良いことではありません。

亜鉛を積極的に取ってみましょう。
それでも良くならない場合は、耳鼻咽喉科で診察を受けると良いでしょう。

治療には亜鉛剤の投与が用いられます。
ですが予防の意味も含めて食べ物から十分な亜鉛が取れるよう心がけましょう。

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まとめ

失敗しない減量方法というニュース記事を紹介しつつ、
賛同できる箇所と修正が必要だと思われる箇所
についてお話ししました。

もう一度まとめると次の通りです。

  • 3大栄養素をバランスよくとる必要は無い
  • タンパク質と脂質は必須だが、糖質は必須では無い
  • 糖質を控えるべきと言っているのに、ご飯を4杯食べていいというのは矛盾
  • タンパク質は紙質が少ない肉や魚にこだわらず、カルビもロースもぶりも食べましょう
  • 油はオリーブオイルだけでなく、えごま油やあまに油などもオススメ
  • 味覚トレーニングの科学的根拠は不明
  • 糖質制限食なら、自然と薄味になって、食材の味に敏感になれる
  • 味覚が鈍ったと悩むあなたはカキ(亜鉛)を食べよう

以上のような内容でした。

日本人にとっては、パンやめんなどの小麦よりも、お米の方が体質的に合っていると言われます。
(ただしあくまで一般的な話。個人個人によって体質は違います。)

お米を一切食べるべきではない。
そこまで制限する必要はないというのが当サイトの立場です。
しかしながら、糖質の摂取量は1日130グラムまでが基本です。
ほかのおかずのことも考えると、どんなに多くてもお茶碗にしたら1杯半が限度。

「炭水化物を抜くと体調が悪くなる」という方以外は、
基本的には炭水化物は抜いて大丈夫。バランスよく食べる必要はありません。

ダイエットの食事は糖質制限がいちばん手軽で簡単、しかもお腹いっぱい食べられる。

ダイエットの食事に悩んでる方は、まずは主食を抜いておかずを増やすことから始めてみてくださいね。