高木美帆の食生活は?明治の管理栄養士村野あずさと作った最強献立




高木美帆選手、ピョンチャンオリンピックメダル獲得、おめでとうございます!

スピードスケート

1500Mで銀メダル
1000Mで銅メダル

1500Mの方はスピードスケート日本女子選手個人では初の快挙だそうです。
小平奈緒選手にの後に次ぐ大活躍ですね。

でも小平選手と高木選手は、だいぶ年齢差があります。

小平奈緒選手:31歳
高木美帆選手:23歳

(ピョンチャンオリンピック2018の時点)

23歳、まだまだこれからですね。今後の活躍が期待できますね。

高木美帆選手も最初から強いわけではありませんでした。
2010年のバンクーバーオリンピックになんと中学生でオリンピックに選手に選ばれるという早熟の天才でした。

しかしその結果は振るわず、、、

2000Mは最下位の35位。
1500Mでは23位でした。

その後4年後のソチオリンピックでは?
選考会で成績が振るわず落選しました。
オリンピック大会にすら、出られなかったんですね。

そんな苦難をなめた高木選手ですが2017年のシーズンから急に成績を伸ばし始めました

特に圧巻だったのは2017年の11月以降のワールドカップの3大会。
11月10日から12月3日まで、合計3つのスピードスケートのW杯がありました。

そこで何も世界新記録&日本新記録を出して優勝するという、とてつもない快挙を成し遂げました。

2017年から急激に強くなった理由は何でしょう?

実は2017年の5月から、高木選手は管理栄養士の村野あずささんとタッグを組んで食事を見直したそうです。
この食事改革こそが、高木美帆選手の今回の大活躍の秘訣だったのです!

ということでこの記事では「高木美帆選手の強さの秘密に迫る食事法」として、3つのポイントに絞ってご紹介します。是非ご覧ください♪

高木美帆選手の画像集はこちら↓

村野あずさ管理栄養士とコンビを組んだ最強の食事法3つのポイント

この3つです。

ポイント1.タンパク質を100グラム以上とる
2.食べたものをすべて写真に撮ってLINEに送る
3.炭水化物と乳製品をたくさん食べる

以下で詳しくご紹介します!

1.タンパク質を100グラム以上とる

まずはタンパク質を徹底的に摂取することから始めました。
タンパク質とは要するに「お肉やお魚をたくさん食べる」ということ

どれくらい食べるのか?

普通の人は体重1kgあたり1グラムのタンパク質が必要です。
しかしアスリートになると1kgあたり2g以上摂取が必要です。

なぜかというと、アスリートは筋肉をたくさん使いますよね。
筋肉をはじめ、全身が疲れます。体調管理はアスリートの絶対条件。
そしてたんぱく質とは、疲労回復やけがの予防にとって絶対に必要な栄養素なのです。

高木美帆選手の身長は164cm。体重は58kgです。
タンパク質は1kgあたり2gとるとして、

高木美帆選手のタンパク質必要量:58kg×2g=116g

これだけ摂取できれば、結構なタンパク質量になります。

  • 筋肉痛にもなりにくいです
  • トレーニングすれば体も鍛えられます
  • 肌も綺麗になります
  • 怪我もだいぶ減るでしょう

じゃあ116gってどれくらいの食事量なの?

お肉は100gあたり15g~20gほどのタンパク質が摂取できます。
20gだとしてもおよそ600gほどのお肉の量を毎日食べる必要があるわけです。

これは結構つらいですよね。
1食あたり200gのお肉を朝昼晩毎回食べる必要があります。
なのでお肉以外にも、もちろん

  1. お魚
  2. たまご
  3. 乳製品
  4. 大豆

と言ったタンパク質源で摂取量を増やしていくことになります。

  1. 卵1つタンパク質6g
  2. チーズは100gで20g
  3. 牛乳はコップ一杯6g

のタンパク質が取れます。

まずはこんな風に食事でタンパク質の摂取量をひたすらに増やすこと。
これが高木美帆選手の圧倒的な活躍の大きな要因の一つだったのです

2.食べたものをすべて写真に撮ってLINEに送る

この2番目のポイントは、大注目ですね。

「これから食べるものを写真に撮って、村野あずさ栄養士に送るだけ」

この行為自体は論理的には1キロカロリーも消費しません。
体内に何の影響も与えません。

しかしメンタルを作る上で、やっぱり非常に効果が高いんです。

高木選手のこの方法は、世にいう「レコーディングダイエット」と同じですね。

自分の体重を測る
食べ物の写真を撮る
それを記録(レコード)するだけで痩せていく。

そんな摩訶不思議な方法があるのを、あなたはご存知ですか?

もちろん、記録そのものに痩せる効果はありません。
そうではなく、記録を取ることで「自分の意識が変わる」ということですね。

村野あずささんも一番強調していたのは、高木美帆選手の食事に対する意識の高さです

意識が高いからLINEで食事を送るわけですが、これは「鶏が先か、卵が先か?」という話でもあります。

  • 意識が高いからLINEを送る
  • LINEを送るからまた意識が高まる

ということですね。

実際に自分が参加している感覚が、モチベーションを高めていきます。
これが仮に、完全に献立やメニューを管理されたら、どうでしょう?
ちょっと想像してみてください。

  • 何もしなくても食事が出されて食べるだけ
  • きちんと自分で料理や外食で選択したものをトレーナーに見せて意見をもらう

どちらが、やる気高まりそうですか?

こうすることで自分が参加しているという意識が高まるとすごく積極的になれて、どんどん効果が出てきます。

高木選手の「レコーディングダイエット」方式は、モチベーションを高めるうえで、とてもおすすめです!

具体的に何を食べていたの?

という話はこちらでご紹介しました。

3.炭水化物と乳製品をたくさん食べる

第3のポイントは、炭水化物と乳製品をたっぷり食べる。

これは「明治の管理栄養士ならではだなあ」と感じます。

なぜかというと、基本的に炭水化物は食べる必要のない栄養素です。
「摂取量が少なければ少ないほど良い栄養素」です。

ただ、アスリートはちょっと一般人とは栄養の摂り方が違っています。

たとえばトレーニングの直前やトレーニング最中に炭水化物をとるのは、OKです。
糖質が分解されて、ブドウ糖が直ちに筋肉の中に取り込まれて、エネルギー源として最高のパフォーマンスを発揮します。

そんなことも考慮して、しっかりと炭水化物も摂取するよう指導したのだと思います。

ただ一方で、アスリートでも糖質制限をすべき!

という意見もあります。

私は自分の体験から言っても、糖質制限すると体調が良くなるので、糖質制限がいいと思ってます。

乳製品はバターやチーズがおすすめ!

乳製品についても似たようなことが言えます。
何かと飲み過ぎの害が言われたりします(特に牛乳)

例えば同じスピードスケートの小平奈緒選手は乳製品が苦手な体質でしたので、取りすぎは良くありません。

苦手な体質じゃなければ飲んでも大丈夫です。

乳製品は貴重なタンパク質や脂質源になります。(特にチーズやバター)
牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)であったりカゼインが苦手という方は、パターを取るといいです。
バターにはラクトースもカゼインもほとんど入っていません。

乳製品にアレルギーがある方でも、かなり安心して食べられます。
それをもっと純粋なオイルにしたのがギーという油です。

ギーは健康的な油として、今後流行するでしょう。
ぜひあなたも興味があれば取り入れてください♪

まとめ

高木美帆選手の強さの秘訣を、村野あずさ管理栄養士と始めた食事改革に見出し、その食事法を紹介しました。

ポイント1.タンパク質を100グラム以上とる
2.食べたものをすべて写真に撮ってLINEに送る
3.炭水化物と乳製品をたくさん食べる

以上のような内容でした。

乳製品は特にチーズやバターやギーがおすすめです!
糖質についてはむしろ制限した方が一般人にとっては、健康的です。

これからの高木美帆選手の益々の活躍を期待したいですね!






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